1. 平置き撮影における立体成形とシワ対策
平置き撮影は、寸法感やディテール、縫製パターンを正確に伝えやすい基本の撮影方法です。平らに置くだけでは生地が潰れてしまうため、適度な立体感をつける工夫を行います。

▲ 実例①:ジャケットのウエストに適度なシェイプをつけ、裾をめくって裏地やパイピングを見せるスタイリング

▲ 実例②:フード内部に薄紙(アンコ)を詰めて自然な立ち上がりを作り、ドローコードを均等に配置
平置きセッティングのポイント
- スチーマーによるシワ伸ばし:撮影直前にスチーマーをあて、梱包時のたたみジワを整えます。
- 薄紙(アンコ)の詰め物:袖やフード、ポケット内部に薄紙を忍ばせ、人が着たときのような自然なふくらみを作ります。
- 真俯瞰(トップビュー)からの撮影:真上から垂直にカメラを構え、裾や身幅の比率が歪まないように撮影します。
2. トルソー・ハンガー掛け・衣桁撮影の使い分け
ワンピース、スーツ、シャツ、着物などは、トルソーやハンガー、衣桁(いこう)を用いることで、生地の落ち感(ドレープ)や立体的な着用フォルムを自然に表現できます。

▲ 実例①:ワンピースの立体トルソー。胸元のドレープとスカートのフレア感を自然に広げて撮影

▲ 実例②:シャツのハンガー撮影。衿立ちを整え、両袖の自然な垂れ下がりとボタン留めディテールを強調

▲ 実例③:和装専用トルソーによる着物撮影。衿元の美しさと帯結びの立体感を忠実に再現

▲ 実例④:友禅振袖の衣桁撮影。絵羽模様が背中から裾・袖先まで広がる柄行き全体を記録
トルソー・ハンガー・和装撮影の設備
スタジオ・フォトアルチザンでは、レディース・メンズの立体トルソー、木製・スチール製各種ハンガー、着物用の衣桁や和装専用トルソーを常備しています。プロの着付師とも連携し、衿元の合わせや帯結びの形を崩さず撮影可能です。
3. モデル着用撮影によるサイズ感・シルエットの表現
ブランドのキービジュアルやECのメインカットでは、着用時のサイズ感や動きを伝えるモデル撮影が効果的です。

▲ 実例①:スポーツアパレル。ウェアの伸縮性、フィット感、ラケット等のアイテムと組み合わせた使用イメージを表現

▲ 実例②:フォーマルスーツ。自然な立ち姿と上質なライティングで生地の質感と着心地を表現
着用時の動きやドレープを伝える
平置きやトルソーでは分かりにくい「丈感や身幅のリアルなフィット感」「動いたときの生地のしなやかさ」を視覚的に伝えます。
スタジオ内モデル撮影の設備
大型バックペーパー設備、メイクスペース、フィッティングエリアを完備。モデルやヘアメイクの手配相談も承っております。
スタジオ・フォトアルチザンのアパレル撮影プラン
大量の平置き白バック撮影から、モデル着用のこだわり撮影まで柔軟に対応いたします。
立会い撮影プラン(時間制)
スタイリスト様ご同伴での平置きスタイリングや、モデル撮影に最適。モニターで確認しながら時間内撮り放題で撮影できます。
おまかせ撮影プラン(カット制)
商品をスタジオにお送りいただき、カメラマンが平置きやトルソーで代行撮影。EC出品用の白背景カットを低コストで揃えられます。
