1. フォーマット別 適性比較一覧表(全14形式)
写真、ロゴ・イラスト、アニメーション、背景透過、Web表示、印刷入稿、Officeソフトでの扱いやすさを一覧表で比較できます。
| 形式 | 拡張子 | 写真 | ロゴ | アニメ | 透過 | Web | 印刷 | Office |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| JPG | .jpg / .jpeg | ◎ | ○ | × | × | ◎ | ○ | ○ |
| WEBP | .webp | ◎ | ○ | ○ | ○ | ◎ | × | △ |
| PNG | .png | ◎ | ◎ | △ | ○ | ○ | × | ○ |
| TIFF | .tif / .tiff | ◎ | ○ | × | × | △ | ○ | △ |
| PSD | .psd | ◎ | ○ | × | ○ | × | ○ | × |
| AVIF | .avif | ◎ | ○ | ○ | ○ | ◎ | × | × |
| RAW | .nef / .cr2 等 | ◎ | × | × | × | × | × | × |
| SVG | .svg | × | ◎ | × | ○ | ○ | △ | ○ |
| GIF | .gif | △ | ◎ | ○ | ○ | ○ | × | ○ |
| ○ | ◎ | × | ○ | ○ | ◎ | ○ | ||
| AI | .ai | △ | ◎ | × | ○ | × | ◎ | × |
| EPS | .eps | ○ | ○ | × | △ | × | ○ | △ |
| HEIF | .heif / .heic | ◎ | × | × | × | × | × | × |
| BMP | .bmp | ○ | ○ | × | ○ | △ | × | ○ |
※ 記号の見方:◎=最適、○=利用可、△=条件付き、×=非推奨・非対応
2. 用途別の最適なファイル形式の選び方(4大シーン)
1. Webサイト・ECサイトでの使用
・商品切り抜きで背景を透明にしたい場合は PNG または透過 WebP。
・企業ロゴやアイコンなど色数が少なく拡大表示されるものは SVG がベストです。
2. チラシ・カタログ・ポスターなど印刷での使用
・写真を印刷原稿に配置する場合は 8bit TIFF または最高画質(最高品質)で書き出した JPG。
・切り抜き済み写真やレイヤー構造を維持して配置する場合は PSD を使用します。
3. Photoshopでの後加工・色調整を前提とする場合
・作業途中データはレイヤーを保持した PSD で保存し、最終納品時に用途に合わせて8bitの TIFF・PSD・JPG に変換します。
4. Word・Excel・PowerPointなどOffice系アプリでの使用
・背景を透過させたロゴを書類に貼り付けたい場合は PNG を使用します。
3. 各画像フォーマットの詳しい特徴と仕様解説
JPG(ジェイペグ)
.jpg / .jpeg圧縮率を高くすると画質が劣化するため、Webで使用する際は容量と画質のバランスを見ながら圧縮する必要があります。一旦圧縮した画像は元に戻すことができません(非可逆圧縮)。
CMYKにも対応しており、印刷物に使用する際はなるべく最高画質(低圧縮)で使用するのが望ましいです。透明部分を保持することはできません。
WEBP(ウェッピー)
.webpJPGやPNGよりも軽量で、高画質を保ちながら背景透過やアニメーションにも対応します。
現在ではほぼ全てのパソコン・スマートフォンブラウザ(Safari / Chrome / Edgeなど)で標準対応しており、Webサイトの表示速度改善やSEO対策において業界標準フォーマットとなっています。CMYKには対応していないため、印刷物には使用できません。
PNG(ピング)
.png2〜256色モードとフルカラー1670万色モード(可逆圧縮)があり、エッジや文字がくっきりと保存されます。
フルカラーのPNGはJPGよりもファイルサイズが重くなりやすいため、透明部分を保持したい場合やロゴ・イラスト以外は、写真にはJPGやWEBPを使用するのが最適です。CMYKには非対応のため印刷入稿には向きません。
TIFF(ティフ)
.tif / .tiff撮影後のレタッチや色調整には16bit TIFFが最適ですが、容量が極めて大きいため、印刷原稿では8bitに落として使用するのが一般的です。ファイルサイズが大きいためWebでの使用には向きません。
PSD(ピーエスディー)
.psdレイヤー構造、クリッピングマスク、透明部分、各種調整レイヤーの設定などをそのまま保持して再編集できます。Adobe製品以外では開けないことが多いマスターデータ用形式です。
RAW(ロウ)
.nef / .cr2 / .dng 等各カメラメーカーにより拡張子が異なり、専用ソフトで「現像処理」を行う必要があります。撮影スタジオではRAWで撮影し、色調・露出を追い込んで現像した上で、TIFFやJPGで納品するのが基本です。
AVIF(エーブイアイエフ)
.avifWebPよりも高画質・高圧縮で、同等画質ならJPGの半分以下に軽量化できることも多い形式です。主要ブラウザ(Chrome / Safari / Edge等)で標準対応が進んでおり、最新のPhotoshop等でも書き出しが可能です。
SVG(エスブイジー)
.svg点と線の座標数値で描画されるため、どれだけ拡大・縮小しても輪郭がギザギザにならず、ファイルサイズも変わりません。企業のコーポレートロゴやアイコン等に最適ですが、写真などのビットマップ画像を直接変換することはできません。
GIF(ジフ)
.gif色数が少ないためグラデーションのある写真には不向きです。現代のWebでは、透過ロゴにはPNGやSVG、アニメーションにはWebPや動画(MP4/WebM)を使うのが主流です。
PDF(ピーディーエフ)
.pdf写真などの高解像度画像と、文字やベクターデザインを1つのファイルに統合し、OSや端末を問わず正確にレイアウトを再現できます。印刷入稿には「PDF/X-1a」や「PDF/X-4」規格が用いられます。
AI(エーアイ)
.aiEPS(イーピーエス)
.epsHEIF(ヒーフ)
.heif / .heicBMP(ビットマップ)
.bmpスタジオ・フォトアルチザンの納品データ形式
当スタジオでは、お客様の用途(ECサイト、Web用、チラシ印刷用、大判ポスター用など)に応じて、最適な形式(最高画質JPG、透過PNG、WebP、印刷用8bit/16bit TIFF、PSD等)で丁寧に現像・書き出しを行い納品いたします。ご希望の指定形式がある場合もお気軽にご相談ください。
